世界遺産にまつわる事件

当サイトでは、世界各国に分布する世界遺産の情報を地域別に紹介しています。現在では、世界遺産を取りまく環境も複雑化、 多様化しています。地球・人類が遺し育んだ歴史や文化・自然を大切に守り、次の時代へと受け継いでほしいと願っています。 国内・海外旅行などへ行かれる前に世界遺産に対する予備知識を深めていただき、より思い出深い旅行となれば幸いです。

世界遺産にまつわる事件

これは、エジプトの「ヌビアの遺跡群」に関連して起きた事件です。

 


【事件】

 

この事件は1959年、エジプトのナイル川が世界の注目を集め、アスワン・ハイ・ダムの建設計画がもちあがったことから始まります。
着工すれば、古代エジプトの文化財、「ヌビアの遺跡群」が水没してしまう。

 

アブ・シンベル大神殿がダムの底に沈んでしまう。このとき、立ち上がったのがユネスコでした。
エジプトの人々の生活にとってダムの建設は不可欠なもの。

 

しかし、「ヌビアの遺跡群」も人類の至宝として守らなければならない大事な文化財なのです。
ユネスコは、この難題を解決するべく、世界各国に呼びかけました。

 

その結果、ダム建設を進める一方、莫大な資金を投入し、「ヌビアの遺跡群」を移築する計画が実現したのです。
あくまでも人類にとってかけがえのない文化財を守り抜く、という計画こそ、「世界遺産」誕生の第一歩となるものだったのです。

 


 

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