世界遺産登録基準

当サイトでは、世界各国に分布する世界遺産の情報を地域別に紹介しています。現在では、世界遺産を取りまく環境も複雑化、 多様化しています。地球・人類が遺し育んだ歴史や文化・自然を大切に守り、次の時代へと受け継いでほしいと願っています。 国内・海外旅行などへ行かれる前に世界遺産に対する予備知識を深めていただき、より思い出深い旅行となれば幸いです。

世界遺産の登録基準

各遺産の数字は、遺産の登録基準分類番号です。
尚、パリのユネスコ本部が公開している情報に基づいています。

 


【文化遺産】

 

@人類の創造的資質を示す傑作。

 

A時代を超え、建築・技術・都市計画及び景観の発展に大きな影響を与えたもの。

 

B現存する、あるいは消滅した文化的伝統・文明に関する独特な証拠を示すもの。

 

C重要な様式の建築物、人類の歴史上、重要な発展段階を示す景観の見本。

 

Dある文化を代表する伝統的集落、土地利用の顕著な見本。

 

E普遍的な重要性をもつ出来事、現存の伝統・思想・信仰や芸術的、文化的所産に関係するもの。

 


【自然遺産】

 

@地球の歴史の各主要段階をあらわす優れたもの。

 

A生態系や動植物の進化発展に関する生態学的、生物学的過程を示す重要な例。

 

Bひときわ優れた自然美、及び美的要素をもつ自然現象・地域。

 

C学術上、環境保護上価値を有する絶滅の恐れのある野生種のための自然生息域。