心臓病を改善する食べもの

お年寄りの心臓は若い人に比べると、やはり機能が60％くらいは低下するそうです。そんな、くたびれた心臓に栄養を与えるためには、動物性たんぱく質を十分に摂り、塩分はもちろん控えめにしましょう。では、実際にどんな食べものが心臓にはよいのでしょうか・・・・？

それは、「ハツの炒めもの」、「アユの塩焼き」、「ハスの実の煎じ汁」、「ドクダミの煎じ汁」などです。まず、ハツですが、「以類治類」という漢方の食養生で、心臓の悪い人は豚や鶏の心臓（ハツ）を食べるという方法があり、従って、心臓には心臓をということでハツです。どうきや息切れがする人は、「豚のハツと蓮子（ハスの実）の炒めもの」が効くそうです。

次に、「アユの塩焼き」は、滋養、強壮のはたらきがあり、高血圧症、心臓病などの生活習慣病に良いということなので、うす塩で焼いて食べましょう。アユはやはり、天然ものが良いそうです。

動悸がするときは、「ハスの実の煎じ汁」を飲むと効果が出るそうです。ハスは花も実も根もすべて薬効があり、特に実は蓮子といって、心臓のはたらきを補う作用があるそうです。

そして「ドクダミ」は乾燥させた葉を煎じてお茶代わりに飲めば、狭心症、高血圧症、動脈硬化症、脳出血の予防になるそうです。ドクダミの葉は乾燥させれば悪臭は消えますし、生活習慣病の特効薬として知られています。

そのほか、トマトやラッキョウ漬け（うす味）、ハチミツ、ローヤルゼリー、卵油などもいいそうです。年をとると少し歩いただけで息切れがしたり、長時間歩いていると足がむくんだりしますが、用心しすぎて運動をまったくしないようではいけません。動悸や息切れがしない程度の運動はするよう心がけましょう。

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