オーストラリア/ウルル・カタ・ジュダ国立公園
【場 所】
オーストラリア/ノーザン・テリトリー
【登録範囲】
大陸中央部、総面積1325kuの国立公園。
【登録基準】〜自然遺産AB、分化遺産DE〜【1983年登録】
生態系や動植物の進化発展に関する生態学的、生物学的過程を示す重要な例。
ひときわ優れた自然美、及び美的要素をもつ自然現象・地域。ある文化を代表する伝統的集落、土地利用の顕著な見本。
普遍的な重要性をもつ出来事、現存の伝統・思想・信仰や芸術的、文化的所産に関係するもの。
オーストラリア/ウルル・カタ・ジュダ国立公園についての解説
【オーストラリア/ウルル、カタ・ジュダ国立公園】
ウルル、カタ・ジュダ国立公園には、オーストラリアで最も有名な二つの岩山が約30kmの距離をおいて横たわっています。エアーズ・ロックの名で知られるウルル山は巨大な一枚岩で、オルガ山とも呼ばれるカタ・ジュダは、大小36の巨石群です。
その印象的な景観は、太古の地殻変動とその後の浸食・風化作用という自然現象の賜物です。また、半砂漠帯の苛酷な環境に適応した動植物の生息地としても、この公園は重要な場所となっています。公園内には、この岩山を聖地と崇める先住民、アボリジニの集落があります。
彼らがこの地に定住したのは、4万〜5万年前のこと。地球上で最も早く人間社会を形成した民族と言われ、今日もなお、過酷な環境下で伝統的な生活を維持する彼らの文化が貴重であることが認められ、文化遺産にも登録されたのです。
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