当サイトでは、世界各国に分布する世界遺産の情報を地域別に紹介しています。現在では、世界遺産を取りまく環境も複雑化、
多様化しています。地球・人類が遺し育んだ歴史や文化・自然を大切に守り、次の時代へと受け継いでほしいと願っています。
国内・海外旅行などへ行かれる前に世界遺産に対する予備知識を深めていただき、より思い出深い旅行となれば幸いです。
オーストラリア/ウィランドラ湖地域
【場 所】
オーストラリア/ニュー・サウス・ウェールズ州
【登録範囲】
大陸南東部、総面積6000kuのウィランドラ湖地域。
【登録基準】〜自然遺産@・文化遺産B〜【1981年登録】
地球の歴史の各主要段階をあらわす優れたもの。
現存する、あるいは消滅した文化的伝統・文明に関する独特な証拠を示すもの。
オーストラリア/ウィランドラ湖地域についての解説
【オーストラリア/ウィランドラ湖地域】
現在、カンガルーやエミューが棲息する砂漠地帯のウィランドラ湖一帯は、ホモ・サピエンス・サピエンス(新人)の骨が発見された、貴重な考古遺跡です。
最古の骨は、推定で3万5000〜4万年前のものと言われています。2万6000年前の人骨からは、当時すでに火葬の風習があったことが判明しました。
周辺では、先史時代の岩面画の跡なども発見されています。
海外旅行に役立つもの
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