当サイトでは、世界各国に分布する世界遺産の情報を地域別に紹介しています。現在では、世界遺産を取りまく環境も複雑化、
多様化しています。地球・人類が遺し育んだ歴史や文化・自然を大切に守り、次の時代へと受け継いでほしいと願っています。
国内・海外旅行などへ行かれる前に世界遺産に対する予備知識を深めていただき、より思い出深い旅行となれば幸いです。
オーストラリア/フレーザー島
【場 所】
オーストラリア/クイーンズランド州
【登録範囲】
オーストラリア東海岸、総面積1840kuのフレーザー島。
【登録基準】〜自然遺産AB〜【1992年登録】
生態系や動植物の進化発展に関する生態学的、生物学的過程を示す重要な例。
ひときわ優れた自然美、及び美的要素をもつ自然現象・地域。
オーストラリア/フレーザー島についての解説
【オーストラリア/フレーザー島】
南北120kmに及ぶ半月形をしたフレーザー島は、世界最大の砂丘島です。島の形成は、14万年前の豪雨によってオーストラリア大陸から削り取られた砂が海流と風で運ばれ、海上の岩盤に吹きつけたことに始まっています。
その後、砂は何千年もの間、堆積し続け、鳥たちの糞が植物の発芽をもたらし、さらに豊富な雨量によって一見不毛なはずの砂地は、亜熱帯雨林が茂る特異な環境になったのです。
現在、この島は240種の野鳥や、固有種を含む12種の両生類にとって緑の楽園です。島の地下には約2000万立方mの淡水が溜まっており、また、水深5mのマッケンジー湖をはじめ、島には40以上の淡水湖が点在しています。
海外旅行に役立つもの
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