当サイトでは、世界各国に分布する世界遺産の情報を地域別に紹介しています。現在では、世界遺産を取りまく環境も複雑化、
多様化しています。地球・人類が遺し育んだ歴史や文化・自然を大切に守り、次の時代へと受け継いでほしいと願っています。
国内・海外旅行などへ行かれる前に世界遺産に対する予備知識を深めていただき、より思い出深い旅行となれば幸いです。
オーストラリア/パーヌルル国立公園
【場 所】
オーストラリア/ウエスタン・オーストラリア州
【登録範囲】
大陸西部、総面積約2400kuの国立公園。
【登録基準】〜自然遺産〜@B
地球の歴史の各主要段階をあらわす優れたもの。
ひときわ優れた自然美、及び美的要素をもつ自然現象・地域。
オーストラリア/パーヌルル国立公園についての解説
【オーストラリア/パーヌルル国立公園】
パーヌルル国立公園は、奇岩の多いオーストラリアのなかでも屈指の奇観で知られます。公園の中心は総面積450kuのバングル・バングル山脈で、ここには蜂の巣状や円錐形の奇岩が広範囲にわたって連なっています。
これらはデボン紀の石英砂岩を含んだ岩石が、2000万年以上の年月をかけて浸食されてできたものです。奇岩の表面に見られる橙色と灰色の横縞模様の地層は微生物の働きによるもので、層によって微生物の含まれる量が違うことから生まれたものです。
同様の奇岩はオーストラリアのほかの地域でも見られますが、パーヌルル国立公園ほどの規模は例がなく、地質学上、生物学上の貴重な研究材料となっています。
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