当サイトでは、世界各国に分布する世界遺産の情報を地域別に紹介しています。現在では、世界遺産を取りまく環境も複雑化、
多様化しています。地球・人類が遺し育んだ歴史や文化・自然を大切に守り、次の時代へと受け継いでほしいと願っています。
国内・海外旅行などへ行かれる前に世界遺産に対する予備知識を深めていただき、より思い出深い旅行となれば幸いです。
ウルグアイ/コロニア・デル・サクラメントの歴史地区
【場 所】
ウルグアイ/コロニア県
【登録範囲】
ウルグアイ南西部のラ・プラタ川の河口に築かれた、港町の面積16万uの歴史地区。
【登録基準】〜文化遺産C〜【1995年登録】
重要な様式の建築物、人類の歴史上、重要な発展段階を示す景観の見本。
ウルグアイ/コロニア・デル・サクラメントの歴史地区についての解説
【ウルグアイ/コロニア・デル・サクラメントの歴史地区】
1680年、ポルトガル人がスペイン領のラ・プラタ川河口に築いた港湾都市です。ここはスペイン、ポルトガル両国にとって重要な戦略拠点であり、以後ほぼ1世紀にわたり、この町を巡って激しい争いが続きました。
そしてその間、町は破壊と修復を繰り返しながら、都市としての体裁を整えていきました。26本の街路と大小九つの広場が設けられ、その周りには今もポルトガル風とスペイン風が融合したコロニアル様式の建物が並んでいます。
町の景観を守るために、建物は平屋または2階建てに制限され、それを超えてそびえるのは灯台と、2基の美しい塔をもつサングラード・サクラメント聖堂だけです。
海外旅行に役立つもの
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