当サイトでは、世界各国に分布する世界遺産の情報を地域別に紹介しています。現在では、世界遺産を取りまく環境も複雑化、
多様化しています。地球・人類が遺し育んだ歴史や文化・自然を大切に守り、次の時代へと受け継いでほしいと願っています。
国内・海外旅行などへ行かれる前に世界遺産に対する予備知識を深めていただき、より思い出深い旅行となれば幸いです。
ボリビア/スクレの歴史都市
【場 所】
ボリビア/チュキサカ県
【登録範囲】
首都ラ・パスの南東約420kmにあるスクレの町全域。
【登録基準】〜文化遺産C〜【1991年登録】
重要な様式の建築物、人類の歴史上、重要な発展段階を示す景観の見本。
ボリビア/スクレの歴史都市についての解説
【ボリビア/スクレの歴史都市】
ポトシ銀山にほど近いスクレは、16世紀にスペイン人の入植者によって築かれ、19世紀には南アメリカの独立運動発祥の地になりました。
1825年に独立を果たした後、憲法上の首都ではあり続けましたが、実際の首都機能は約420kmも北西のラ・パスに移ったために、都市としてそれ以上発展することはありませんでした。そのため、16〜18世紀に銀山で栄えた植民地時代の街並みを残す貴重な都市になったのです。
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