当サイトでは、世界各国に分布する世界遺産の情報を地域別に紹介しています。現在では、世界遺産を取りまく環境も複雑化、
多様化しています。地球・人類が遺し育んだ歴史や文化・自然を大切に守り、次の時代へと受け継いでほしいと願っています。
国内・海外旅行などへ行かれる前に世界遺産に対する予備知識を深めていただき、より思い出深い旅行となれば幸いです。
スリナム共和国/中部スリナム自然保護区
【場 所】
スリナム共和国/シパリウィニ県
【登録範囲】
スリナム中西部にある総面積1.6万kuの保護区。
【登録基準】〜自然遺産AC〜【2000年登録】
生態系や動植物の進化発展に関する生態学的、生物学的過程を示す重要な例。
学術上、環境保護上価値を有する絶滅の恐れのある野生種のための自然生息域。
スリナム共和国/中部スリナム自然保護区についての解説
【スリナム共和国/中部スリナム自然保護区】
スリナムの国土の11%を占める、総面積1.6万kuの保護区です。アマゾン、ギアナ高地地区に残る熱帯雨林としては、屈指の規模と言われています。保護区内は高温多湿で、鬱蒼とした原生熱帯雨林で覆われています。
原始時代の姿をとどめる森は多様な動植物を育み、6000種の植物、オウギワシ、ギアナイワドリ、コンゴウインコなど400種の鳥類が確認されています。哺乳類では、アメリカ大陸特有のジャガー、オオアルマジロ、オオカワウソ、バク、ナマケモノが数多く棲息しているほかに、クロクモザルやリスザルなど8種の霊長類も棲んでいます。
しかし、人口未踏の地域も多く、本格的な調査には至っておらず、生物の多様性は十分には把握できていません。
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