当サイトでは、世界各国に分布する世界遺産の情報を地域別に紹介しています。現在では、世界遺産を取りまく環境も複雑化、
多様化しています。地球・人類が遺し育んだ歴史や文化・自然を大切に守り、次の時代へと受け継いでほしいと願っています。
国内・海外旅行などへ行かれる前に世界遺産に対する予備知識を深めていただき、より思い出深い旅行となれば幸いです。
スリナム共和国/パラマリボ市街歴史地区
【場 所】
スリナム共和国/パラマリボ県
【登録範囲】
首都パラマリボ中心部。総面積0.6ku。
【登録基準】〜文化遺産AC〜【2002年登録】
時代を超え、建築・技術・都市計画及び景観の発展に大きな影響を与えたもの。
重要な様式の建築物、人類の歴史上、重要な発展段階を示す景観の見本。
スリナム共和国/パラマリボ市街歴史地区についての解説
【スリナム共和国/パラマリボ市街歴史地区】
パラマリボは、17世紀半ばにオランダ人が入植して以来、木材やサトウキビなどの栽培や輸出で繁栄を築きました。奴隷制度廃止後はクレオール人も増え、建造物には、オランダやヨーロッパの様式のほか、クレオール人の技術や先住民の文化も加わりました。
碁盤目状に区画された町には木造家屋が整然と並んでいます。屋根には、バルコニーがあり、基礎はレンガ、外壁は木造で白、窓やドアはダークグリーンで美しく統一されています。
公共建造物には、木材と石の両方が使われ、財務省は石とレンガを使用した古典様式、聖堂も木やレンガを使ったネオ・ゴシック様式と、折衷の美が見てとれます。
海外旅行に役立つもの
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