当サイトでは、世界各国に分布する世界遺産の情報を地域別に紹介しています。現在では、世界遺産を取りまく環境も複雑化、
多様化しています。地球・人類が遺し育んだ歴史や文化・自然を大切に守り、次の時代へと受け継いでほしいと願っています。
国内・海外旅行などへ行かれる前に世界遺産に対する予備知識を深めていただき、より思い出深い旅行となれば幸いです。
キューバ/トリニダードとロス・インヘニオス盆地
【場 所】
キューバ/サンクティ・スピリトゥス州
【登録範囲】
トリニダードの町、及びロス・インヘニオス盆地。
【登録基準】〜文化遺産CD〜【1988年登録】
重要な様式の建築物、人類の歴史上、重要な発展段階を示す景観の見本。
ある文化を代表する伝統的集落、土地利用の顕著な見本。
キューバ/トリニダードとロス・インヘニオス盆地についての解説
【キューバ/トリニダードとロス・インヘニオス盆地】
キューバ島南岸のトリニダードには、主に18〜19世紀に建造された、バロック様式の豪壮な大邸宅が建ち並んでいます。これらは当時、島の基幹産業だった砂糖産業で莫大な富を得た農園主たちの栄華の名残です。
彼らに富をもたらしたサトウキビ・プランテーションの中心地が、トリニダード郊外に広がるロス・インヘニオス盆地です。
ロス・インヘニオスが「砂糖工場」を意味しているように、この肥沃な盆地では、最盛期には56もの砂糖工場が稼動し、キューバの全人口の4分1に相当する、4万5000人近くの黒人奴隷が労働に従事したと言われます。現在、盆地に残る工場の廃墟が、島の経済を支えた奴隷たちの苦労を偲ばせています。
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