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ハイチ共和国/シタデル、サン・スーシ城、ラミエール国立歴史公園
【場 所】
ハイチ/ドゥ・ノール県
【登録範囲】
城や城塞を含むラミエール国立歴史公園一帯。
【登録基準】〜文化遺産CE〜【1982年登録】
重要な様式の建築物、人類の歴史上、重要な発展段階を示す景観の見本。
普遍的な重要性をもつ出来事、現存の伝統・思想・信仰や芸術的、文化的所産に関係するもの。
ハイチ共和国/シタデル、サン・スーシ城、ラミエール国立歴史公園の解説
【ハイチ共和国/シタデル、サン・スーシ城、ラミエール国立歴史公園】
ハイチ北部のカプ・ハイティアン近くには、世界史上初の黒人共和国ハイチの、自由と独立を象徴する城塞の廃墟が残っています。
ハイチがフランスからの独立戦争に勝利を収めた後、1807年に建設の始まったサン・スーシ城は、庭園や礼拝堂、武器庫などを備えた大規模なものでした。建設にあたってはヴェルサイユ宮殿が参考にされ、バロック様式の要素が取り入れられました。
城の背後の山頂、標高970mの地点にそびえる城塞シタデルは、1817年に完成しました。高さ50m、厚さ5mの城壁、5000人収容可能な兵舎、365門の大砲を備え、難攻不落と謳われた山城です。
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