当サイトでは、世界各国に分布する世界遺産の情報を地域別に紹介しています。現在では、世界遺産を取りまく環境も複雑化、
多様化しています。地球・人類が遺し育んだ歴史や文化・自然を大切に守り、次の時代へと受け継いでほしいと願っています。
国内・海外旅行などへ行かれる前に世界遺産に対する予備知識を深めていただき、より思い出深い旅行となれば幸いです。
ブラジル/セラ・ダ・カピバラ国立公園
【場 所】
ブラジル/ピアウイー州
【登録範囲】
ブラジル北東部ピアウイー州にある、総面積1000kuの国立公園。
【登録基準】〜文化遺産B〜【1991年登録】
現存する、あるいは消滅した文化的伝統・文明に関する独特な証拠を示すもの。
ブラジル/セラ・ダ・カピバラ国立公園についての解説
【ブラジル/セラ・ダ・カピバラ国立公園】
世界最多の洞窟壁画を擁する、先史時代の遺跡公園です。
園内には、考古遺跡500ヵ所のほか、2万8000〜2万4000年前のものと思われる洞窟群があり、そのうち360ヵ所から壁画が発見されました。なかでも1万4000年前の壁画は、南米大陸最古と言われています。
壁画には赤い顔料が用いられ、当時の社会の様子を思わせる狩猟や儀式の場面が幾何学的に描かれています。
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