当サイトでは、世界各国に分布する世界遺産の情報を地域別に紹介しています。現在では、世界遺産を取りまく環境も複雑化、
多様化しています。地球・人類が遺し育んだ歴史や文化・自然を大切に守り、次の時代へと受け継いでほしいと願っています。
国内・海外旅行などへ行かれる前に世界遺産に対する予備知識を深めていただき、より思い出深い旅行となれば幸いです。
ブラジル/ディアマンティーナの歴史地区
【場 所】
ブラジル/ミナス・ジェライス州
【登録範囲】
ブラジル南東部、標高1100mの山間に築かれた、ディアマンティーナの歴史地区。
【登録基準】〜文化遺産AC〜【1999年登録】
時代を超え、建築・技術・都市計画及び景観の発展に大きな影響を与えたもの。
重要な様式の建築物、人類の歴史上、重要な発展段階を示す景観の見本。
ブラジル/ディアマンティーナの歴史地区についての解説
【ブラジル/ディアマンティーナの歴史地区】
18世紀にダイヤモンドの採掘で栄えた植民都市です。
ポルトガルの中世の町をモデルに築かれた町は、曲がりくねった石畳の道沿いにバロック様式の簡素な建物が軒を並べています。聖堂の鐘楼はいずれも1棟のみで、建物には色彩豊かな幾何学文様の木彫りの装飾が施されています。
二つの建物をつなぐ歩道橋や、旧市場ホールなど興味深い建物が残っています。
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