当サイトでは、世界各国に分布する世界遺産の情報を地域別に紹介しています。現在では、世界遺産を取りまく環境も複雑化、
多様化しています。地球・人類が遺し育んだ歴史や文化・自然を大切に守り、次の時代へと受け継いでほしいと願っています。
国内・海外旅行などへ行かれる前に世界遺産に対する予備知識を深めていただき、より思い出深い旅行となれば幸いです。
ブラジル/サン・ルイスの歴史地区
【場 所】
ブラジル/マラニョン州
【登録範囲】
ブラジル北東部マラニョン州の州都サン・ルイスの中心部面積2.5ku。
【登録基準】〜文化遺産BCD〜【1997年登録】
現存する、あるいは消滅した文化的伝統・文明に関する独特な証拠を示すもの。
重要な様式の建築物、人類の歴史上、重要な発展段階を示す景観の見本。
ある文化を代表する伝統的集落、土地利用の顕著な見本。
ブラジル/サン・ルイスの歴史地区についての解説
【ブラジル/サン・ルイスの歴史地区】
大西洋を望む美しい植民都市サン・ルイスは、1612年ポルトガル人集落を占領したフランス人により建設されました。その後、ポルトガル、オランダ領を経て再びポルトガル領となるのは1644年のことです。
以来、貿易港として繁栄しました。古典様式で築かれたフランス風の宮殿やポルトガルの装飾タイル、アズレージョを用いた優雅な家並みが町の歴史を物語っています。
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