当サイトでは、世界各国に分布する世界遺産の情報を地域別に紹介しています。現在では、世界遺産を取りまく環境も複雑化、
多様化しています。地球・人類が遺し育んだ歴史や文化・自然を大切に守り、次の時代へと受け継いでほしいと願っています。
国内・海外旅行などへ行かれる前に世界遺産に対する予備知識を深めていただき、より思い出深い旅行となれば幸いです。
ベネズエラ・ボリバル共和国/コロとその港の歴史地区
【場 所】
ベネズエラ・ボリバル共和国/ファルコン州
【登録範囲】
コロの中心部及びラ・ベラ港とその周辺。
【登録基準】〜文化遺産CD〜【1993年登録】
重要な様式の建築物、人類の歴史上、重要な発展段階を示す景観の見本。
ある文化を代表する伝統的集落、土地利用の顕著な見本。
ベネズエラ・ボリバル共和国/コロとその港の歴史地区についての解説
【ベネズエラ・ボリバル共和国/コロとその港】
ベネズエラ北西部にあり、1527年に建設されたこの国最大のスペイン植民都市です。この町に繁栄をもたらしたのは、17世紀末以降の、カリブ海のオランダ領アンティル諸島との密貿易でした。
そのため、町に残る600を超える建造物の多くは、スペインのムデハル様式と先住民の様式に、オランダのバロック様式が加わり、独自の景観をなしています。
1583年建造の大聖堂や聖ガブリエル聖堂に見られるように、装飾を控えた簡素な建物も多いけれども、バラ窓で装飾された「太陽の家」や、美しい鉄格子の「鉄の窓の家」など優美な建物も見られます。
また、北東にある植民地時代のラ・ベラ港は、税関事務所や礼拝堂が当時の港の活気を伝えています。
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