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多様化しています。地球・人類が遺し育んだ歴史や文化・自然を大切に守り、次の時代へと受け継いでほしいと願っています。
国内・海外旅行などへ行かれる前に世界遺産に対する予備知識を深めていただき、より思い出深い旅行となれば幸いです。
ペルー／クスコの市街
【場 所】
ペルー／クスコ州
【登録範囲】
標高３５００m、ペルー南部、アンデスの東山脈と中央山脈の谷間にあるコスコの市街。
【登録基準】～文化遺産③④～【1983年登録】
現存する、あるいは消滅した文化的伝統・文明に関する独特な証拠を示すもの。
重要な様式の建築物、人類の歴史上、重要な発展段階を示す景観の見本。
ペルー／クスコの市街についての解説
【ペルー／クスコの市街】
標高３５００mの高地にある都市クスコには、インカ帝国時代の精巧で堅牢な石積みを礎に築かれたスペイン植民地時代の華麗なバロック様式の建造物が建ち並んでいます。
１５世紀半ばから、インカ帝国の首都として栄華を極め、黄金に彩られた宮殿や神殿が建てられましたが、１５３３年、この地を征服したスペイン人たちによって破壊し尽くされました。
町の至るところに残る石積みの壁と、郊外に建てられた宗教施設とされる遺構は、帝国のかつての姿を伝える貴重な遺産です。
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