当サイトでは、世界各国に分布する世界遺産の情報を地域別に紹介しています。現在では、世界遺産を取りまく環境も複雑化、
多様化しています。地球・人類が遺し育んだ歴史や文化・自然を大切に守り、次の時代へと受け継いでほしいと願っています。
国内・海外旅行などへ行かれる前に世界遺産に対する予備知識を深めていただき、より思い出深い旅行となれば幸いです。
チリ/チロエの聖堂群
【場 所】
チリ/ロス・ラゴス州
【登録範囲】
チリ南部、チロエ島と内海に浮かぶ小島に建つ14の聖堂です。
【登録基準】〜文化遺産AB〜【2000年登録】
時代を超え、建築・技術・都市計画及び景観の発展に大きな影響を与えたもの。
現存する、あるいは消滅した文化的伝統・文明に関する独特な証拠を示すもの。
チリ/チロエの聖堂群についての解説
【チリ/チロエの聖堂群】
チロエ島でスペイン支配が始まったのは1567年です。その後17〜18世紀の間に数多くのイエスズ会の木造聖堂が建てられました。
現存するのは50〜60棟で、ゴシックやバロックなどヨーロッパの様式と先住民文化が調和したスタイルです。簡素な造りが大半ですが、規模や装飾はそれぞれに異なります。現在、カストロ聖堂を含む14の聖堂が世界遺産に登録されています。
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