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パキスタン/モヘンジョ・ダーロの考古遺跡
【場 所】
パキスタン/シンド州
【登録範囲】
約1.6km四方の考古遺跡。
【登録基準】〜文化遺産AB〜【1980年登録】
時代を超え、建築・技術・都市計画及び景観の発展に大きな影響を与えたもの。
現存する、あるいは消滅した文化的伝統・文明に関する独特な証拠を示すもの。
パキスタン/モヘンジョ・ダーロの考古遺跡についての解説
【パキスタン/モヘン・ダーロの考古遺跡】
パキスタン南部のインダス川下流右岸に位置するモヘンジョ・ダーロは、紀元前2300年頃に栄えた都市遺跡です。
インダス文明最大の都市遺跡でもあるモヘンジョ・ダーロは、きわめて高度な都市計画として、後のインド亜大陸の都市文明に大きな影響を与えた点、また、遺跡の保存状態が良好な点から、世界遺産に登録されました。
インダス文明の遺跡では、モヘンジョ・ダーロのほかにインダス川上流のハラッパーが知られています。しかし、保存様態が良好という点で、モヘンジョ・ダーロの遺跡はハラッパーの遺跡を上回っています。現在、発掘されているのは、全遺跡のおよそ10分の1だと言われています。
※モヘンジョ・ダーロ
「死者の丘」という意味。多数の人骨が発見されたことに由来しています。
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