当サイトでは、世界各国に分布する世界遺産の情報を地域別に紹介しています。現在では、世界遺産を取りまく環境も複雑化、
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パキスタン/ラホール城とシャーラマール庭園
【場 所】
パキスタン/パンジャーブ州
【登録範囲】
パキスタン東部のラホール城とシャーラマール庭園。
【登録基準】〜文化遺産@AB〜【1981年登録】
人類の創造的資質を示す傑作。時代を超え、建築・技術・都市計画及び景観の発展に大きな影響を与えたもの。現存する、あるいは消滅した文化的伝統・文明に関する独特な証拠を示すもの。
パキスタン/ラホール城とシャーラマール庭園についての解説
【パキスタン/ラホール城とシャーラマール庭園】
ムガル帝国第3代皇帝アクバルは1573年、ラホール城の建築に着手し、赤砂岩の宮殿やモスクを築きました。続く4代ジャハーンギール帝は寝所や庭園を、6代アウラングゼーブ帝は、城外に赤砂岩の壁と白大理石の三つのドームを頂く「金曜モスク」を建てましたが、この城の価値を高めたのは5代シャー・ジャハーンです。
彼は赤砂岩の宮殿を白大理石に変え、「40本柱の間」や白大理石の「真珠モスク」と築きました。圧巻は絢爛な鏡のモザイクで埋め尽くされた妃の私室です。ペルシア式のシャーラマール庭園は、水路や滝、500近い噴水を備えた優雅な庭園になっています。しかし、道路の拡張で給水設備が破壊されたことなどから、危機遺産に登録されました。
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