当サイトでは、世界各国に分布する世界遺産の情報を地域別に紹介しています。現在では、世界遺産を取りまく環境も複雑化、
多様化しています。地球・人類が遺し育んだ歴史や文化・自然を大切に守り、次の時代へと受け継いでほしいと願っています。
国内・海外旅行などへ行かれる前に世界遺産に対する予備知識を深めていただき、より思い出深い旅行となれば幸いです。
ベトナム/フエの歴史的建造物群
【場 所】
ベトナム/トゥアティエン・フエ省
【登録範囲】
約5kuの城郭都市フエにある王宮や寺院、庭園などの歴史的建造物。
【登録基準】〜文化遺産BC〜【1993年登録】
現存する、あるいは消滅した文化的伝統・文明に関する独特な証拠を示すもの。
重要な様式の建築物、人類の歴史上、重要な発展段階を示す景観の見本。
ベトナム/フエの歴史的建造物群についての解説
【ベトナム/フエの歴史的建造物群】
フエ(順化)は、ゆるやかに流れるフオン(香)川の河畔に、かつての栄華を伝える美しき王宮や、グエン(阮)朝の歴代皇帝が築いた華麗な帝陵を残す古都です。上部に五鳳楼を備えた午門などは、正午に太陽が真上に来るように建設されています。
「ベトナムの京都」とも言われ、落ち着いた雰囲気を見せるフエの町並みは、19世紀初頭に絶頂期を迎えた皇帝たちの権力の大きさを象徴するとともに、この地域における建築の質の高さを示しています。
16世紀以降、二第勢力が争い、分裂状態に陥っていたベトナムをグエン・フォック・アイン(阮福映)が統一し、1802年グエン朝を創始しました。都となったフエは、ベトナム最後の王朝の政治、文化、宗教における中心地として栄えました。
海外旅行に役立つもの
・旅の指差し会話帳 ・翻訳機 ・変換プラグ ・変圧器 ・キャリーケース ・スーツケース ・リュック デイバッグ |
▼ 東・東南アジアの世界遺産(U)関連エントリ ー
スリランカ
パキスタン
ネパール
インドネシア
カンボジア
|
ベトナム
フィリピン
|
タイ
モンゴル/ロシア連邦
|
マレーシア
朝鮮民主主義人民共和国
|
ラオス
モンゴル
|