鼻血が出た時の応急手当の仕方

鼻血が出た時のお手当てのポイント

首の後ろをトントンしてはダメ!

 

鼻血が出た時、よく首のうしろをトントンたたく人がいますが、これはまったく間違っています!

 

鼻血がのどの奥に入って気分が悪くなったりするので、絶対にしてはいけません。

 

お鼻の粘膜や毛細血管が傷ついて鼻血が出ることもあります。特にお子様の場合それらが傷つきやすいので、お鼻をいじったりのぼせたりするだけで鼻血が出ます。鼻血は安静にしていればすぐに止まるので、落ち着いて応急処置を行いましょう。

 

 

 

鼻血が出た時の応急処置

 

◆1.楽な姿勢で安静を保ち様子を見ます。

それから、お鼻の下部をつまんで圧迫しますが、この時呼吸は口でしましょう。
◆2.頭をやや前にかたむけて座るか、顔を横向きにして寝ましょう。
◆3.そして口から出てきた鼻血は吐き出しましょう。
◆4.冷たいタオルや氷のうでお鼻を冷やしましょう。
◆5.鼻血が止まりにくい時は、清潔な脱脂綿やガーゼをつめましょう。この時よくティッシュペーパーなどをお鼻につめる人がいますが、あまり望ましくありません。なぜなら、取り出すときにお鼻の粘膜にこびりついて、再び鼻血が出ることがあるからです。
◆6.鼻血が止まってからは、しばらくいじらずにそのままにしておきましょう。

 

※しかし、お手当てをしてもなかなか鼻血が止まらなかったり、たびたび繰り返す場合は、専門の医師による診察を受けることをおすすめします。