胸が痛い時のお手当てのポイント
1.胸がどの程度痛むかを確認する
急激に起きた激しい痛みか、慢性的な痛みかをを確認する。
2.胸の痛む場所を確認する
胸の中央・左右など、痛い場所がどこなのかを確認する。
3.胸の痛む時間の長さを確認する
安静にしていれば落ち着く程度なのか、激痛が何分も続くものなのかを注意してみる。
4.胸の痛みの種類を確認する
胸が締めつけられるほどの痛みか、鈍い痛みか、鋭い痛みか、えぐられるような痛みかなど痛みの種類を確認する。
5.胸が呼吸しているかを確認する
耳もとで呼びかけてみて反応が無ければ呼吸しているか確認し、必要に応じて、人工呼吸・気道の確保・心臓マッサージなどを行いましょう。
6.胸の痛み以外に症状は無いかを確認する
発熱・発汗・吐き気・せきなど、他の症状が無いかを確認する。
胸は生命に関わる重要な働きをしている心臓と肺があります。そのため、胸が痛くなったら痛みの度合いとか、場所や状態を注意深く確認しながら適切な応急手当をする必要があります。
胸が痛い時の応急処置
◆1.仰向けに寝かせ衣服をゆるめ安静にします。
◆2.吐きけ・嘔吐がする時は、顔は横向きにしてあげ、吐物がのどにつまらないように注意する。
◆3.呼吸が苦しく座ったほうが楽な場合は、上半身を起こしてイスや座布団に寄りかからせましょう。
◆4.暑くなりすぎない程度に毛布などをかけてあげましょう。
【胸に痛みが起こる病気】
◆心筋梗塞
症状: 胸の奥が締めつけられるような激しい痛みが長く続きます。痛みに伴い冷や汗が出て、顔面蒼白になります。
原因: 動脈硬化により冠状動脈の一部の血液の流れがとだえてしまうため、その部分の心筋に栄養や酸素の不足が生じて、心筋細胞が死滅し腐ってしまうために起きます。心筋梗塞は死亡率がとても高いのが特徴です。
◆狭心症
症状: 胸の奥が締めつけられるような激しい痛みが一時的に起きますが、数分で治まります。
原因: 動脈硬化により冠状動脈の一部の血液の流れがとだえてしまうため、その部分の心筋に一時的に栄養や酸素の不足が生じるために起きます。
◆急性心幕炎
症状: 胸が圧迫されたような息苦しさや痛みが起き、熱も出ます。
原因: 細菌やウイルスの感染によって心幕に炎症が起きます。
◆胸膜炎
症状: 呼吸すると胸が痛み、熱も出ます。
原因: 胸膜に液体がたまるため胸膜に炎症が起きます。
◆自然気胸
症状: 激しい胸の痛みや息苦しさがあり、咳も出ます。
原因: 突然、肺に穴が開き、胸膣内に空気が漏れて、肺が圧迫されて縮んでしまうために起きます。
