人が倒れている時の救命・救急処置の仕方

人が倒れた!どうしよう!?

◆まずは意識を確認

  • 耳元で「大丈夫?」などと声をかけてみる。

◆意識がある場合

  • 呼吸を十分してるかも確認し、回復本位で様子を見る。
  • 呼吸が不十分な場合、人工呼吸を続ける(5秒に1回)。
  • 十分に呼吸をしていたり、拒否する動作をしたら止める。

◆意識がない場合

  • 救急車を呼ぶ。
  • 呼吸や胸の動きは十分かなど確認する。
  • 呼吸音も聞いてみる。
  • 呼吸が不十分なら人工呼吸をしてあげる(2回息を吹き込む)。
  • そして反応を見る。(呼吸、咳、胸や手足など)
  • これで反応がなかったら心臓マッサージ(15回)、人工呼吸(2回)を4回繰り返す。
  • まだこれでも反応がなければ、さらに心臓マッサージ(15回)、人工呼吸(2回)を行う。

 

突然、あなたのおじいちゃんやおばあちゃんなど、家族の誰かが倒れたりしたら、あなたはどうしますか?まず、救命・救急処置をしなければいけません。

適切な救命・救急処置をすることが生存率を高めます。こんな時のために正しい予備知識を身につけておき、イザという時に役立てましょう。

 

 

救急隊員への報告のポイント

 

救急隊員へ次のことを伝え、自分も救急車に同乗しましょう。

 

◆ケガ人や病人の容態を伝える。
・出血しているかどうか
・瞳孔が開いていないかどうか
・骨折しているかどうか
・嘔吐、けいれんなどがないか・・・などを確認して。

 

◆どんな応急処置をしたかを伝える。

 

◆持病があれば、病名と治療を受けている病院、その他、医療機関名、主治医名を伝える。