発熱した時の応急手当の仕方

子供の発熱お手当てのポイント

お子様の異変を見逃さない!

 

子どもの場合、自分の具合が悪くても、症状をうまく言葉で言い表すことは難しいのです。

 

特に乳児の場合は、しゃべることができないため、いつもと違う様子を早めに見つけ、素早くケアしてあげることが大切です。

 

ちょっと前まで元気だったのに急に具合が悪くなったりと、子どもの病気は悪くなるのも早いですが回復するのも早いと言われます。また、子どもは体力や免疫力が低いため、感染症にかかりやすい特徴もあります。保護者やまわりの大人がお子様の異変に早く気づき、適切な応急手当をしてあげましょう。

 

 

発熱した時の応急処置

 

この症状が見られたら要注意!

 

1.食欲がなく食べものを残す。
2.元気がなく、だるそうにしている。
3.乳幼児の場合、ぐずって機嫌が悪くなる。
4.よく眠らない。
5.顔色が悪い。

 

呼吸が不規則で息づかいがあらく、ぐったりして顔色がとても悪いといった症状が見られたら、状態が悪いことが多いので、至急専門の医師に診てもらいましょう。
子どもの救急で一番多いのが発熱です。熱が出る時は体に異変が出ているサインなので、少し熱っぽいな・・・と思ったらまず体温を測ってあげましょう。

 

そして微熱程度か高熱かを判断し、発熱とともに他にどんな症状が出ているのかを確認する必要があります。
例えば、呼吸が苦しそう・せきが出るなどは気管支炎・肺炎の疑いがあります。

 

ともに怖い病気なので、至急、医師の診察を受けましょう。
また、けいれんを起こすのは髄膜炎・脳炎・熱性けいれん・熱中症の疑いがあります。

 

症状が重く手当てが遅れると発育に影響が出たり、命にかかわることもあるので、これも一刻も早く医師の診察を受けることをおすすめします。