刺し傷−汚れた釘・ガラスの破片の応急手当

刺し傷のお手当てのポイント

1.何が刺さったか確認する

 

家庭内で応急手当ができる程度の傷か、専門医でなければ対応できないものなのかを判断しましょう。

 

2.傷の深さを確認する

 

傷口が小さく奥が深い場合は、皮膚の内側の組織が傷ついてることもあり、それだと化膿しやすいので注意しましょう。

 

3.傷口の出血の状態を確認する

 

出血が多く、なかなか血が止まらない場合は止血する必要があります。

 

刺し傷といってもいろいろで、刺さったものにより応急手当の仕方が違ってきます。

とげや針であれば家庭内の応急手当だけでもいいですが、ガラスの破片や刃物などでしたら注意が必要です!刺さったものを抜かずに、至急病院で処置しなければいけない場合もあります。
何が刺さったかを確認して適切な処置を行いましょう。

 

 

刺さった時の応急処置

 

汚れた釘の刺し傷

 

刺さっている釘に合わせ、まっすぐに引き抜きます。釘を引き抜いた後は、傷口が汚れていたら洗浄し消毒液で消毒を!
さびたり汚れたりした釘が刺さると、化膿したり破傷風(土の中の破傷風菌が感染し発病する病気。重症になると、けいれんを起こしたり命に関わることもある)になることもあるので注意する。
小さな傷でも甘く見ず専門医師の診察を受けましょう。

 

ガラスの破片の刺し傷

 

まず、深く刺さっているかどうかを確認する。
刺さっている破片がピンセットなどで取り除けそうなら抜きましょう。抜いたら消毒液で消毒を忘れずに!
ガラスの場合、目に見えないような細かい破片が残っていることもあるので、傷口にガーゼなどを当て、応急手当をした後は専門の医師に診てもらいましょう。
また、大きいガラスの破片が深く刺さったら、抜かずに至急専門の医師の診察を受けましょう。