発疹が出た時のお手当てのポイント
1.発疹にともなう熱はないか確認する
熱があるなら、はしかや風疹など感染症の疑いがあります。特に子供は注意が必要。早めに小児科へ。
2.アレルギー体質であるかを確認する
アレルギー体質なら、薬品・食物・空気などが原因で発疹が出ることもあるので、健康な時に確認しておく。
3.ショック症状はないか確認する
発疹とともに、ショック症状を起こしたら至急救急車で病院へ。ショック症状とは・・・・◆皮膚が冷たく冷や汗をかいている◆唇が紫色で顔色が悪い◆呼吸が早い◆脈拍が弱く、ぐったりしている・・・・などです。
4.かゆみの程度を確認する
全身なのか一部のかゆみかなど範囲を確認する。どんなかゆみなのかも確認し受診時に医師に伝える。
5.発疹の状態を確認する
発疹の色や形、大きさなど、どんな発疹が出ているのかを確認する。
突然皮膚に発疹が出たら、どんな発疹なのか、かゆみやかぶれなどの状態、うつる病気なのか、うつらないものなのかを確認する必要があります。
また、体調の崩れや内臓障害により出る発疹もあるので、発疹の原因を確かめることも大切です。
うつる発疹
■疥癬(かいせん)
ヒゼンダニによって起きる皮膚の炎症。感染力が強く、犬やネコなどのペットからうつると家族全員が感染することもあるため、お部屋はこまめに掃除しましょう。
■水虫
カビの一種の白癬菌が原因。
手や足だけでなく頭皮頭皮・下腹部・爪などにもでき、それぞれに呼び方が違います。
■イボ
ウイルスの感染炎症が原因のこともある。
感染力はそれほどひどくないが、いじったりしていると増えることがある。
■帯状疱疹(たいじょうほうしん)
過去にかかった水ぼうそうのウイルスが治った後も体内にひそんでいて、抵抗力が落ちたときに再発する。
完治するのに3週間〜1ヶ月かかる。