急性アルコール中毒になった時の応急手当

急性アルコール中毒のお手当てのポイント

1.意識があるかどうかを確認する

 

もし、意識がなかったら要注意です!
昏睡状態におち入り、手遅れの場合は死に至る場合もあるからです。
そんな時は、至急、救急車を呼び、専門の医師による診察を受けましょう。

 

2.ケガをしていないかどうかを確認する

 

意識を失い倒れた時、ケガをしていることもあるので、外傷や出血がないかを確認しましょう。

 

急性アルコール中毒は、一気飲みやアルコール度数の強いお酒を大量に飲んだり、と短時間でたくさんのアルコールを摂取した時になることがあります。これは、体内でアルコールが分解できなくなり、血液中のアルコール濃度が急上昇したことにより起こる現象です。お酒に強い弱いにかかわらず、お酒の度数と飲み方に注意しながら、安全に美味しく楽しんで飲むことを心がけましょう。

 

 

急性アルコール中毒の応急処置

 

◆1.まず、意識があるかどうか、呼吸や脈拍は正常かどうかなどを確認します。

◆2.衣服をゆるめて横向きに寝かせるなど、楽な姿勢をとらせ安静を保ちます。
◆3.吐いた物がのどにつまらないように注意します。
◆4.毛布などをかけてあげ、保温します。
◆5.症状が落ち着いてきたら、水・ぬるま湯などを飲ませてあげます。

 

以上が急性アルコール中毒の応急処置となります。