目の結膜と角膜、強膜の役わり
目の結膜は、白目(強膜)の表面とまぶた(眼瞼)の内側をおおっている薄い膜で、両者は袋状につながっているのだそうです。
ですので、コンタクトレンズがずれてしまっても、レンズが目の奥のほうへ入り込んでしまうといった心配は必要ないそうです。
角膜、強膜とは、眼球の最も外側にあり、眼球の外壁となっている強靱な膜のこと。
角膜は眼球の前方にあり、透明でここを通して茶目(虹彩)が見えるしくみです。
角膜の役わりは、光を眼球内に透過させると同時に、レンズと同じように光を屈折さるというもの。
強膜と角膜はつながっていますが、色は透明ではなく白色。眼球の白目の部分が強膜だそうです。
目の結膜の病気・・・・「翼状片(よくじょうへん)」について
翼状片の原因とは・・・?
翼状片の原因は不明ですが、屋外で働く人に多いことから、おそらく紫外線やほこりなど慢性的な外界の刺激によるものではないかと考えられています。
目の白目(結膜)から黒目(角膜)に向かって、白っぽい肉片のようなものがのびていく症状が出て、ほとんどが黒目の鼻側に発生します。
翼状片の症状とは・・・?
翼状片が小さいうちは、その部分が充血して見える症状がありますが、視力障害の心配はないようです。
しかし、翼状片も大きくなってくると角膜乱視の原因になり、瞳孔にかかると視力が落ちるので注意しましょう。
翼状片の治療法とは・・・?
翼状片の治療法は手術による切除などがありますが、通常、外来通院で行ないます。
しかし、手術後に再発することもあり、それは翼状片が小さい場合や若い人の方が再発が多いと言われています。