霰粒腫(さんりゅうしゅ)

目の構造と涙道の役わり

目の涙道は、余分な涙液を排出する部分です。

 

目の内眼角部(目がしら)に涙点と呼ばれる穴があり、まばたきをするとポンプ作用で涙液はここから涙嚢、鼻涙管を通って鼻腔へ排出されるのだそうです。

 

目の眼球については、球状で大きさは直径2.5cmほどだそうです。
眼球の構造は、カメラのようなものだと捉えておけばいいでしょう。

 

外界の像をシャープに網膜に結像させることと、カメラのピントを合わせることとは=(イコール)なのですから、構造もほとんど同じというわけです。


目のまぶたと涙道の病気・・・・「霰粒腫(さんりゅうしゅ)」について

霰粒腫の原因とは・・・?

 

霰粒腫の原因は、眼の中の、脂(あぶら)の成分を出す瞼板腺(マイボーム腺)がつまってしまったことにあります。瞼板腺(マイボーム腺)が詰まると、その周囲に慢性肉芽性の炎症がおき、眼の中にかゆ状の分泌物が溜まってしまうのです。すると、瞼(まぶた)の中に霰粒腫という、やや硬いできものができるののだそうです。

 

霰粒腫の症状とは・・・?

 

霰粒腫の症状は、目の瞼(まぶた)の中にできる、あずき大ぐらいの“しこり”がそれです。痛みはそれほど激しくないですが、急性の炎症をおこすと赤く腫れたり痛むこともあります。そうなると、「ものもらい」との区別がつきにくくなるそうです。
稀に、これによく似た「がん」の場合もあるそうなので、中年以上の人にこの症状が出たら要注意です。もし、ものもらいと同様で、くり返し霰粒腫ができる場合は、糖尿病が隠れていることがあるそうなので、これも注意が必要ですね。

 

霰粒腫の治療法とは・・・?

 

治療については、霰粒腫は急に大きくなったりはしないので、しばらくの間は様子をみてもかまわないそうです。もし、霰粒腫が急性の炎症をおこしてしまったら、まず、抗生物質の点眼薬を点けるそうです。霰粒腫も小さいうちは、ステロイド薬の局所注射などを打つだけで消えることもあるそうですが、根本的には手術をして、霰粒腫を包んでいる袋を、袋ごと摘出することが必要になるそうです。

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