目の視力回復法・・・「大澤式」を使った視力回復トレーニングについて
この視力回復トレーニング法は、ハロルドペパード博士が提唱する五大基礎訓練のうちのひとつの“身体をスィングしながら、3メートル先の試視力表を見る”という方法です。
では、やり方を順番づつ紹介します・・・・
@.まず、3メートル用の視力表を壁に貼りましょう。
A.そして3メートル離れて、ランドルト環を読みます。
視力検査するときのように、片目を隠して行いますが、目を手で覆うときは、まぶたの上に触れないよう包み込むように隠します。 つまり、両方の目を開けたままトレーニングするのです。
B.ランドルト環は0.1から順番にコの字型に読み進めましょう。
0.1のランドルト環を右から左に順番に読んだら、 次の段である0.2に進み左から右へと読んでいきましょう。
次の段は右から左、その次の段は左から右というように、 コの字、逆コの字の順に読み進めましょう。
C.ある程度、見えにくいところまできたら、 そこからはゆっくりと見つめましょう。
この時、見つめるといっても、 まばたきは忘れずに!
また、見えにくくても目を細めたりせず、あくまでもリラックスして、目に力を入れないようにして見ましょう。
D.どこまで読めるか試すような感じで、進んでいきましょう。
ここで注意!視力検査なので仮に覚えてしまっても、 あくまでその時に、ランドルト環の切り欠きの向きが、見えるか見えないかで判断するようにしましょう。
しばらく見つめても先に進めなくなったら、 また0.1まで戻ってやり直しましょう。
E.同時に、これを体を左右にスイングしながら行いましょう。
振り子の動きを逆さにしたような動きをイメージして、右目5分、左目5分、片目ずつ行いましょう。次に両目で5分行いましょう。
F.これを2セット、1日30分のトレーニングを行いましょう。
時間がない時でも、1セットにつき15分は行いましょう。そして、トレーニングが終わったら、右目、左目、両目で、どこまで見えたか記録しておきます。
なお、0.1が見えない人は、距離を短くしてトレーニングを行ってもいいですが、 度の弱いメガネを持っている人は、それをかけて行うといいそうです。
また、眼精疲労が著しい場合は、超音波治療器を併用することがお勧めです。
なぜなら、眼精疲労が慢性化している状態でトレーニングすると、さらに疲労させてしまうからです。