乱視の視力矯正と治療法

眼の網膜とは、眼球の内壁であり、カメラにたとえるとフィルムにあたる部分です。
目の中に入った光は網膜にピントが合うようになっているそうです。

この網膜に光が当たると化学反応がおこり、光のエネルギーを電気的なエネルギーに変化させてくれます。
つまり、太陽電池のようなものですね。

そして、網膜の一番後ろの部分は中心窩といい、ここが物を見る中心となり、眼底では黄斑部の中心にあたるそうです。
網膜はカラーテレビの三原色と同じで、赤、緑、青の三色にそれぞれ反応する3種類の細胞があります。

それと、薄暗い場所でも敏感に反応する白黒系の細胞とが複雑に配置されているため、微妙な色具合や明暗も分かるしくみなのだそうです。

乱視の矯正について・・・

乱視とは光の入ってくる角度によって、屈折異常の程度が異なる症状のことです。
乱視になると一点で像を結ぶことがないため、物がにじんで見えてしまうのです。
また、乱視の中でも遠視性と近視性、その混合の状態があります。
それから、角膜のケガや病気が原因で、角膜表面の凹凸不正がひどいことから発生する乱視（不正乱視）、というのもあるそうです。

乱視の治療法とは・・・？

乱視の治療は、原則としてめがねで矯正しますが、それでも良好な矯正視力が得られない場合は、コンタクトレンズを眼に入れます。
特に強い乱視と、不正乱視の場合に有効だそうです。