斜視の家庭内でできる診断
斜視かどうかを家庭内でも見分ける方法があります。
◆小さい時からの写真を見て、両眼の瞳の同じ位置に光があるかどうか。
◆家でテレビを見ている時、横目になるかどうか。
◆いつも同じほうの目を閉じているかどうか。
◆いつも、頭をかしげて写っているかどうか。
お子様や家族の中で、このような人がいたら斜視かもしれません。注意しましょう。
目の屈折異常・・・・「斜視」の視力矯正と治療法について
斜視の原因と矯正について・・・
斜視とはものを見る時、片方の目の視線がはずれてしまい、両方の目で同時に同じものが見られない状態のことです。
あるものを1つの物体として見る(脳で認識する)には、両方の目の網膜に映った別々の像を頭の中で融合して認識することが必要になります。
また、両方の目に映る像の違いから立体的な認識も可能ですが、斜視のようにどちらか片方の目だけで見ている場合は、これらの機能(両眼視機能)がくずれてしまうのです。
子供の場合、生後からこの機能を少しずつ獲得していく過程にあるので、両眼で見るための訓練や、早期のうちに手術が必要になる場合もあるようです。
成人の場合、主に美容上の問題となり、目を動かす筋肉の位置をずらす手術が多いそうです。