ベーチェット病

目の毛様体と脈絡膜の役わり

眼の毛様体は、虹彩から続いている組織で、血管と筋肉が豊富にあるところです。
毛様体の筋肉は伸縮することにより水晶体の厚さを変化させ、遠くを見たり、近くを見たりする時に、自律神経が働き、自動のピント合わせ(遠近調節)をしてくれているのだそうです。

 

そして、毛様体の血管は、隣接している毛様体上皮細胞という細胞と一緒に、目の中に房水の分泌を行なっているとうことです。
眼の脈絡膜は毛様体から続いている組織で、血管を豊富に含んでいる部分で、眼の網膜に栄養を与える働きがあるそうです。


目のぶどう膜の病気・・・・「ベーチェット病」について

ベーチェット病の原因とは・・・?

 

ベーチェット病は日本人に多くみられ、原因は不明ですが、ぶどう膜炎の一種。
20代〜50代の人の両目に発病し、徐々に悪化していき、長い経過の後に失明することもあるという怖い病気です。
男性ではかなり重症な人が多いそうです。

 

ベーチェット病の症状とは・・・?

 

ベーチェット病の症状については、目にはぶどう膜炎がおこり、全身的には舌や唇のアフタ、外陰部潰瘍、皮膚の発疹などの症状が現われるそうです。
舌や唇のアフタというものは、痛みのある、丸い潰瘍のことで、その症状は1週間ほどで治るそうですが、何度も再発をくり返すそうです。

 

そして、外陰部潰瘍といって男性なら陰茎や陰嚢に、女性なら陰唇や膣に、ときどき痛い潰瘍が出るなどの症状があるそうです。
また、脛などに、押すと痛いしこりができたり、ニキビができたり、カミソリまけをするなど、皮膚が化膿しやすくなるそうです。
眼の症状としては、発作的に角膜の後ろにある前房に膿が溜まり、眼底には血管炎や出血がおきます。

 

この時、目は充血し、痛みを伴い、視力が低下するそうです。
この症状は1〜2週間ほどで治り、視力もある程度回復しますが、数か月後にまた同じ発作をおこすそうです。
この発作の再発をくり返し、視力は徐々に低下し、ついには失明してしまう人も珍しくないそうです。

 

ベーチェット病の治療法とは・・・?

 

ベーチェット病の治療は、目がこういった発作をおこした場合、散瞳薬の点眼と副腎皮質ステロイド薬の点眼や、目への注射を行うそうです。
それから、免疫抑制薬やコルヒチンという薬も有効ということです。

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