モロッコ/ヴォルビリスの考古遺跡
【場 所】
モロッコ/メクネス州
【登録範囲】
モロッコ北部、総面積40万uのヴォルビリスの考古遺跡。
【登録基準】〜分化遺産〜ABCE
時代を超え、建築・技術・都市計画及び景観の発展に大きな影響を与えたもの。
現存する、あるいは消滅した文化的伝統・文明に関する独特な証拠を示すもの。
重要な様式の建築物、人類の歴史上、重要な発展段階を示す景観の見本。
普遍的な重要性をもつ出来事、現存の伝統・思想・信仰や芸術的、文化的所産に関係するもの。
モロッコ/ヴォルビリスの考古遺跡についての解説
【ヴォルビリスの考古遺跡】
ヴォルビリスは、モロッコ最大のローマ遺跡です。肥沃な土地であるため先史時代から集落のあったこの場所は、紀元前40年頃に古代ローマ帝国の属領となり、後3世紀末まで繁栄し、町には壮麗なローマ建築が数多く建設されました。
その後、8世紀末にはイスラムの支配を受け、イドリース朝の首都になりましたが、18世紀の地震で崩壊し、町は瓦礫の下に埋もれてしまいました。
1887年より発掘が開始され、これまでにカラカラ帝の凱旋門、神殿、邸宅群、公共浴場などが出土し、イスラム教国モロッコでは貴重な古代ローマ遺跡の全貌が明らかになりつつあります。特に、邸宅跡に、多数残る床のモザイクは保存状態も良好で、歴史的価値も高いものです。
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