当サイトでは、世界各国に分布する世界遺産の情報を地域別に紹介しています。現在では、世界遺産を取りまく環境も複雑化、
多様化しています。地球・人類が遺し育んだ歴史や文化・自然を大切に守り、次の時代へと受け継いでほしいと願っています。
国内・海外旅行などへ行かれる前に世界遺産に対する予備知識を深めていただき、より思い出深い旅行となれば幸いです。
オマーン／バット、アル・フトゥム、アル・アインの考古遺跡
【場 所】
オマーン／アル・ダヒラ地方
【登録範囲】
バット、アル・フトゥム、アル・アインの各村の考古遺跡。
【登録基準】～文化遺産③④～【1988年登録】
現存する、あるいは消滅した文化的伝統・文明に関する独特な証拠を示すもの。
重要な様式の建築物、人類の歴史上、重要な発展段階を示す景観の見本。
オマーン／バット、アル・フトゥム、アル・アインの考古遺跡についての解説
【オマーン／バット、アル・フトゥム、アル・アインの考古遺跡】
オマーン北部のアフダル山地に点在している、青銅器時代の集落跡です。紀元前2500年頃に銅の産出で栄えた、謎の民族のマガン国のものと思われますが、詳細は不明です。
塔、住居など建造物の多くは、ほとんど加工されていない扁平な石を積み上げただけのものです。一帯には多様な形態の墓が残り、当時の埋葬習慣を伝える貴重な史料になっています。
海外旅行に役立つもの
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