当サイトでは、世界各国に分布する世界遺産の情報を地域別に紹介しています。現在では、世界遺産を取りまく環境も複雑化、
多様化しています。地球・人類が遺し育んだ歴史や文化・自然を大切に守り、次の時代へと受け継いでほしいと願っています。
国内・海外旅行などへ行かれる前に世界遺産に対する予備知識を深めていただき、より思い出深い旅行となれば幸いです。
レバノン/イスラム都市アンジャル
【場 所】
レバノン/ベカア県
【登録範囲】
ベイルートの東約50km、ベカア平原にある総面積、約13万uの都市遺跡。
【登録基準】〜文化遺産BC〜【1984年登録】
現存する、あるいは消滅した文化的伝統・文明に関する独特な証拠を示すもの。
重要な様式の建築物、人類の歴史上、重要な発展段階を示す景観の見本。
レバノン/イスラム都市アンジャルについての解説
【レバノン/イスラム都市アンジャル】
アンジャルでは、ウマイヤ朝の栄華を伝える貴重な都市遺跡が見られます。王朝の夏の離宮を中心に築かれた都市で、以前からこの地にあったローマ時代や、ビザンティン帝国時代の建材が転用されています。
ローマ時代の都市計画に基づいて建設された町は、40.の円塔を備えた城壁で囲まれ、列柱の並ぶ大通りには600以上の商店が軒を連ねました。
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