当サイトでは、世界各国に分布する世界遺産の情報を地域別に紹介しています。現在では、世界遺産を取りまく環境も複雑化、
多様化しています。地球・人類が遺し育んだ歴史や文化・自然を大切に守り、次の時代へと受け継いでほしいと願っています。
国内・海外旅行などへ行かれる前に世界遺産に対する予備知識を深めていただき、より思い出深い旅行となれば幸いです。
アメリカ/プエルト・リコのサン・ファンの歴史地区
【場 所】
アメリカ/プエルト・リコ自由連合州
【登録範囲】
サン・フアンの北西部に残る歴史地区。
【登録基準】〜文化遺産E〜【1983年登録】
普遍的な重要性をもつ出来事、現存の伝統・思想・信仰や芸術的、文化的所産に関係するもの。
アメリカ/プエルト・リコのサン・ファンの歴史地区についての解説
【アメリカ/プエルト・リコのサン・ファンの歴史地区】
プエルト・リコ島は大航海時代、中南米を植民地としたスペインが、金銀を本国へ送る際の中継点とした島です。
現在の首都サン・フアンには、堅固な要塞が複数造られました。1530年にラ・フォルタレサ、39年にはエル・モロ要塞の建設が始まり、18世紀後半には11万uの広さをもつサン・クリストバル要塞が完成しました。
これらの要塞は高さ15mの城壁で結ばれ、現在の歴史地区を取り囲んでいます。城壁内には、パステルカラーの壁、錬鉄製の窓枠、バルコニーなどをもつスペイン風の家々が並んでいます。
とりわけ1532年に後期ゴシック様式で建てられたサン・ホセ聖堂や、ゴシックとネオ・バロック様式が混在するサン・フアン大聖堂に植民地時代の面影が色濃く残っています。
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