当サイトでは、世界各国に分布する世界遺産の情報を地域別に紹介しています。現在では、世界遺産を取りまく環境も複雑化、
多様化しています。地球・人類が遺し育んだ歴史や文化・自然を大切に守り、次の時代へと受け継いでほしいと願っています。
国内・海外旅行などへ行かれる前に世界遺産に対する予備知識を深めていただき、より思い出深い旅行となれば幸いです。
アメリカ/メサ・ヴァード(ヴェルデ)国立公園
【場 所】
アメリカ/コロラド州
【登録範囲】
高さ530mほどの台地が広がる断崖と周辺の森林地帯一帯。
【登録基準】〜文化遺産B〜【1978年登録】
現存する、あるいは消滅した文化的伝統・文明に関する独特な証拠を示すもの。
アメリカ/メサ・ヴァード(ヴェルデ)国立公園の解説
【アメリカ/メサ・ヴァード(ヴェルデ)国立公園】
コロラド州南西部にある公園には、砂岩地帯の断崖壁面に日干しレンガで築かれた180の住居跡があります。
12世紀末に先住民のアナサジ族が築いたもので、220もの部屋がある巨大な集合住宅「クリフ・パレス(断崖宮殿)」や、「キヴァ」と呼ばれる円形地下礼拝所が23も見つかっています。この地は約100年で放棄されましたが、未だ理由は謎のままです。
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