当サイトでは、世界各国に分布する世界遺産の情報を地域別に紹介しています。現在では、世界遺産を取りまく環境も複雑化、
多様化しています。地球・人類が遺し育んだ歴史や文化・自然を大切に守り、次の時代へと受け継いでほしいと願っています。
国内・海外旅行などへ行かれる前に世界遺産に対する予備知識を深めていただき、より思い出深い旅行となれば幸いです。
カナダ/ウッド・バッファロー国立公園
【場 所】
カナダ/アルバータ州、ノースウェスト準州
【登録範囲】
北極点から3000kmほどの場所に位置するカナダ北部、総面積4万5000kuの国立公園。
【登録基準】〜自然遺産ABC〜【1983年登録】
生態系や動植物の進化発展に関する生態学的、生物学的過程を示す重要な例。
ひときわ優れた自然美、及び美的要素をもつ自然現象・地域。
学術上、環境保護上価値を有する絶滅の恐れのある野生種のための自然生息域。
カナダ/ウッド・バッファロー国立公園についての解説
【カナダ/ウッド・バッファロー国立公園】
北極にほど近いこの公園は、バッファロー(アメリカバイソン)の棲息地としては世界最大で、絶滅の危機にあるアメリカシロヅルにとっては、世界唯一の繁殖地と言われています。
また、内陸にあるものでは世界有数の大きさをもつ三角州や、地上の水分が蒸発する乾季に出現する塩の原野など、自然の多様な景観も大きな特徴になっています。
※塩の原野
園内を流れるスレーヴ川沿いの低地で見られます。洪水でできた
水溜りが蒸発し、地中に溶け出していた塩があとに残ります。
海外旅行に役立つもの
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