当サイトでは、世界各国に分布する世界遺産の情報を地域別に紹介しています。現在では、世界遺産を取りまく環境も複雑化、
多様化しています。地球・人類が遺し育んだ歴史や文化・自然を大切に守り、次の時代へと受け継いでほしいと願っています。
国内・海外旅行などへ行かれる前に世界遺産に対する予備知識を深めていただき、より思い出深い旅行となれば幸いです。
カナダ/ルーネンバーグの旧市街
【場 所】
カナダ/ノヴァ・スコシア州
【登録範囲】
カナダ東部、ルーネンバーグの旧市街。
【登録基準】〜文化遺産CD〜【1995年登録】
重要な様式の建築物、人類の歴史上、重要な発展段階を示す景観の見本。
ある文化を代表する伝統的集落、土地利用の顕著な見本。
カナダ/ルーネンバーグの旧市街についての解説
【カナダ/ルーネンバーグの旧市街】
ルーネンバーグは、18世紀のイギリス植民地の都市計画による町並みを、北米でもっとも良好な状態で残しています。
旧市街は「すべての道はまっすぐに、すべての曲がり角は直角に」という構想に基づいて格子状に造られ、通りの幅も定められました。豊かな森林に恵まれた地方だけに、建物の3分の2は18〜19世紀の木造建築で、保存状態も良好です。
※ルーネンバーグ
豊富なタラの漁場と造船業に支えられ、19世紀後半〜20世紀初頭に港町として繁栄しました。現在もカナダ最大の魚加工プラントと底引き網漁業の基地となっています。
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