メキシコ/モレリアの歴史地区
【場 所】
メキシコ/ミチョアカン州
【登録範囲】
メキシコ・シティから西へ約240km、モレリアの中心部。20の公共施設と21の聖堂を含む249の建造物のある地区。
【登録基準】〜文化遺産ACE〜【1991年登録】
時代を超え、建築・技術・都市計画及び景観の発展に大きな影響を与えたもの。
重要な様式の建築物、人類の歴史上、重要な発展段階を示す景観の見本。
普遍的な重要性をもつ出来事、現存の伝統・思想・信仰や芸術的、文化的所産に
関係するもの。
メキシコ/モレリアの歴史地区についての解説
【メキシコ/モレリアの歴史地区】
人口51万人を抱え、近代化が進む大都市モレリアの中心地は、植民地時代の面影が今も残され、高さ66.8mの2基の鐘楼を抱く大聖堂など歴史的建造物249が保存されています。
スペイン人50家族によって都市建設が始められた町は、1570年に司教座都市となってから、この地一帯の文化・宗教の中心地になりました。1580年には、新大陸で2番目に古いサン・ニコラス神学校が隣町から移築され、新大陸初の音楽学校も建設されました。
学問都市となったこの町で生まれたモレロスは、サン・ニコラス神学校で学び司教になった後、メキシコ独立運動の指導者として活躍しました。モレリアという町の名は、この偉人の名にちなんで付けられました。
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