当サイトでは、世界各国に分布する世界遺産の情報を地域別に紹介しています。現在では、世界遺産を取りまく環境も複雑化、
多様化しています。地球・人類が遺し育んだ歴史や文化・自然を大切に守り、次の時代へと受け継いでほしいと願っています。
国内・海外旅行などへ行かれる前に世界遺産に対する予備知識を深めていただき、より思い出深い旅行となれば幸いです。
アメリカ ハワイ火山国立公園
【場 所】
アメリカ合衆国/ハワイ州ハワイ島
【登録範囲】
ハワイ島東部にある総面積929kuの国立公園。
【登録基準】〜自然遺産A〜【1987年登録】
生態系や動植物の進化発展に関する生態学的、生物学的過程を示す重要な例。
アメリカ/ハワイ火山国立公園の古代都市についての解説
【アメリカ/ハワイ火山国立公園】
ハワイ島のハワイ火山国立公園には、地球上でもっとも活発と言われる二つの火山があります。このうち、標高4169mのマウナ・ロアは現在活動を休止していますが、島の南東に位置する標高約1250mのキラウエア山は、過去30年間大小50回以上の噴火を起こしています。
大規模かつ活発な活動を続けていること、溶岩の性質により爆発の規模が小さく河口付近での観察が容易なこと、噴火の予測がつきやすいこと。これらのことから、ハワイ火山国立公園は、火山学上の調査や研究にとって理想的な場所となっています。
また、火口から流れ出した溶岩は、海に流れ込んで急激に冷やされて、やがて陸となり現在も島の面積を広げています。つまり、ハワイ島は現在も生成過程にあると言ってもよく、そのことが、この地の生態系にどのような影響を及ぼすかについても興味がもたれています。
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