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アゼルバイジャン/シルヴァンシャー宮殿と乙女の塔のある城塞都市バクー
【場 所】
アゼルバイジャン共和国/アブシェロン半島
【登録範囲】
アゼルバイジャン東部、シルヴァンシャー宮殿と乙女の塔のある城塞都市バクー。
【登録基準】〜文化遺産C〜【2000年登録】
重要な様式の建築物、人類の歴史上、重要な発展段階を示す景観の見本。
シルヴァンシャー宮殿と乙女の塔のある城塞都市バクーについての解説
【アゼルバイジャン共和国/
シルヴァンシャー宮殿と乙女の塔のある城塞都市バクー】
カスピ海に突き出たアゼルバイジャンの首都バクーは、10世紀頃すでに採油が行われていた油田都市です。
ここでは、集落が興った紀元前7世紀頃から最盛期の後15世紀頃までの間、ペルシアやオスマン帝国、ロシアなど、多様な文化の影響を受けた町並みが残っています。
城壁内には迷路のように道が巡っており、住居やモスク、ゾロアスター教の寺院などがひしめいています。
12世紀に建てられた円筒形の乙女の塔や、15世紀建造の豪奢なシルヴァンシャー宮殿は、アゼルバイジャン建築の傑作とされています。
しかし、この町は2000年に起きた地震で深刻な被害を受け危機遺産に登録されました。
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