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ノルウェー/ウルネスの木造聖堂
【場 所】
ノルウェー/ソグン・フィヨーラネ県
【登録範囲】
ベルゲンの北東約140kmのウルネスにある28棟の木造聖堂です。
【登録基準】〜文化遺産@AB〜【1979年登録】
人類の創造的資質を示す傑作。時代を超え、建築・技術・都市計画及び景観の発展に大きな影響を与えたもの。現存する、あるいは消滅した文化的伝統・文明に関する独特な証拠を示すもの。
ノルウェー/ウルネスの木造聖堂についての解説
【ノルウェー/ウルネスの木造聖堂】
「スターヴヒルケの女王」と呼ばれるウルネスの木造聖堂は、ルストラフィヨルドを望む高さ120mの崖の上に建っています。
ノルウェー語でスターヴは「垂直に立った支柱」、ヒルケは「聖堂」を意味し、中世の北欧では釘やネジを用いないヴァイキングの建築法で、1200棟あまりが建てられました。
ウルネスの聖堂は、現存する28棟のうち最古のもので保存状態も極めて良いとされています。
水はけを良くするために、急勾配をもった柿葺き(こけらぶき)の屋根に特徴があり、建物は12世紀前半、祭壇は17世紀、塔は1705年に建設されたものです。
聖堂はロマネスク様式に倣った簡素な造りで、ヴァイキング独特の蔓のような装飾文様が随所に施されています。
海外旅行に役立つもの
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