当サイトでは、世界各国に分布する世界遺産の情報を地域別に紹介しています。現在では、世界遺産を取りまく環境も複雑化、
多様化しています。地球・人類が遺し育んだ歴史や文化・自然を大切に守り、次の時代へと受け継いでほしいと願っています。
国内・海外旅行などへ行かれる前に世界遺産に対する予備知識を深めていただき、より思い出深い旅行となれば幸いです。
ジンバブエ/マトボの丘群
【場 所】
ジンバブエ/マタベレランド・サウス州
【登録範囲】
ジンバブエ南西部、ブラワヨの南約35kmに位置する2050ku。
【登録基準】〜文化遺産BDE〜【2003年登録】
現存する、あるいは消滅した文化的伝統・文明に関する独特な証拠を示すもの。
ある文化を代表する伝統的集落、土地利用の顕著な見本。
普遍的な重要性をもつ出来事、現存の伝統・思想・信仰や芸術的、文化的所産に関係するもの。
ジンバブエ/マトボの丘群についての解説
【ジンバブエ/マトボの丘群】
マトボには、隆起でできた花崗岩の奇岩が広がっています。石器時代初期以降、人々はここを先祖の霊が宿る霊場と捉え、自然の洞窟や石窟を住居として暮らし、その後も断続的に居住区としました。
崖の岩肌や洞窟から、赤の顔料を用いた岩画面が3500も発見され、自然の景観と文化が結びついた重要な考古遺跡として世界遺産に登録されました。また、岩画面は約1万3000年前に描かれていると推測されているようです。
海外旅行に役立つもの
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