当サイトでは、世界各国に分布する世界遺産の情報を地域別に紹介しています。現在では、世界遺産を取りまく環境も複雑化、
多様化しています。地球・人類が遺し育んだ歴史や文化・自然を大切に守り、次の時代へと受け継いでほしいと願っています。
国内・海外旅行などへ行かれる前に世界遺産に対する予備知識を深めていただき、より思い出深い旅行となれば幸いです。
アルジェリア/ジェミラの考古遺跡
【場 所】
アルジェリア/セティフ県
【登録範囲】
アルジェリア北部、ジェミラの考古遺跡。
【登録基準】〜文化遺産BC〜【1982年登録】
現存する、あるいは消滅した文化的伝統・文明に関する独特な証拠を示すもの。
重要な様式の建築物、人類の歴史上、重要な発展段階を示す景観の見本。
アルジェリア/ジェミラの考古遺跡についての解説
【アルジェリア/ジェミラの考古遺跡】
アラブ人に「美しい」という意味の、「ジェミラ」と名付けられたローマ遺跡です。ローマ軍の城塞を起源とする町では、2世紀以前の旧市街にはフォルム(公共広場)や神殿、3世紀以降の新市街にはバシリカ、劇場や凱旋門などの遺構が良好な状態で残っています。
さらに、大邸宅に施されたモザイクが、当時の北アフリカ美術の洗練された様式を伝えています。
海外旅行に役立つもの
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