当サイトでは、世界各国に分布する世界遺産の情報を地域別に紹介しています。現在では、世界遺産を取りまく環境も複雑化、
多様化しています。地球・人類が遺し育んだ歴史や文化・自然を大切に守り、次の時代へと受け継いでほしいと願っています。
国内・海外旅行などへ行かれる前に世界遺産に対する予備知識を深めていただき、より思い出深い旅行となれば幸いです。
チュニジア/イシュケウル国立公園
【場 所】
チュニジア/ビゼルト県
【登録範囲】
チュニジア北端にある総面積126kuの国立公園。
【登録基準】〜自然遺産C〜【1980年登録】
学術上、環境保護上価値を有する絶滅の恐れのある野生種のための自然生息域。
チュニジア/イシュケウル国立公園についての解説
【チュニジア/イシュケウル国立公園】
この国立公園は、王家の狩猟地だったことから干拓や乱開発を免れ、現在でも北アフリカでは稀少な大湿原を残しています。
ここではイシュケウル湖を中心に、太古からの生態系が見られ、とくに冬季にヨーロッパから飛来する25万羽もの渡り鳥にとっては貴重な薬園です。
しかし、密猟やダム建設による乾燥化が、生態系に重大な影響を及ぼしています。
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