当サイトでは、世界各国に分布する世界遺産の情報を地域別に紹介しています。現在では、世界遺産を取りまく環境も複雑化、
多様化しています。地球・人類が遺し育んだ歴史や文化・自然を大切に守り、次の時代へと受け継いでほしいと願っています。
国内・海外旅行などへ行かれる前に世界遺産に対する予備知識を深めていただき、より思い出深い旅行となれば幸いです。
アルジェリア／アルジェのカスバ
【場 所】
アルジェリア／アルジェ市
【登録範囲】
アルジェリア北部、首都アルジェのカスバと呼ばれる旧市街。
【登録基準】～文化遺産②⑤～【1992年登録】
時代を超え、建築・技術・都市計画及び景観の発展に大きな影響を与えたもの。
ある文化を代表する伝統的集落、土地利用の顕著な見本。
アルジェリア／アルジェのカスバについての解説
【アルジェリア／アルジェのカスバ】
16世紀にトルコの海賊によって築かれたアルジェのカスバは、迷路のように入り組んだ狭い路地、急勾配の階段や坂道、密集する家屋に特徴があります。海賊行為で富を得た彼らは、多くのモスクをはじめ豪華な建物で町を彩りました。
19世紀、フランスの占領下で都市改造が行われ、いくつかの重要な建築物は破壊されましたが、現在もなお、16～19世紀の建物が残り、当時の繁栄ぶりを表しています。
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